38歳の高齢出産。 妊婦生活を中心に、人工授精、体外受精、新型出生前診断(NIPT)の経験をお話ししていきます。

うにゃ子のマタニティブログ

マタニティな日々

NIPTを受けるまでの話

投稿日:2019年6月26日 更新日:

出生前診断について
実は私は出生前診断=羊水検査というイメージしか無くて。

子供に障害があるかどうかは不安だけど、羊水検査は異常がなくても0.3%の確率で流産(お腹に針を刺すから)なんて、渡るはずの石橋を叩き壊すようなもの。

有り得ないな~と思っていたのですが
旦那殿が「血液検査だけで結果が出るものがある」と。

実は旦那殿(私の9歳年上)の方が子供に障害があるかどうか心配していて、かなり調べてきてくれました。
NIPTも旦那殿から教えてもらいました。

「自分の方が老い先短いのに、うにゃ子と障害児を残していくなんて死んでも死にきれないよ」と。

出生前診断の結果によっては
折角授かった子供を流すことになる、というのは中々受け入れるのが難しかったけど
旦那殿にここまで言われると。

障害児が生まれたら一人で頑張るから、なんて言える勇気はなく。
検査してそういう結果が出たら
うちの家庭は子供には恵まれなかったんだという風に考えようと思いました。

 

病院は「マックスファクス銀座クリニック」
これも旦那殿がネットで評判が良いところを調べてきてくれました。
本来は美容整形外科専門だということですが
血液サンプルを米国の検査機関IGENOMIXへ送るので全染色体を検査して貰えるとのこと。
性別も分かると。(希望すれば)

 

3つの染色体疾患(13,18,21トリソミー)だけの検査で充分なのでは、3つ以外の異常は確率としてとても低いものになるのに全染色体検査は必要なのか
という指摘があるそうなんですが(検査受けた後に知ったけど)

NIPT自体が安心を買うようなもので、より安心したいというのがうちには強くあったので。

普通NIPTを受けるに当たって
「カウンセリングを受けられる認定医療機関が良い」とたまひよや妊活雑誌で書かれているのを見ましたが

うちはもう受けることは決まっているし無認可でも良いよね、と旦那殿。
不安はありまくりだが一度言い出したら聞かないからな。。
認定医療機関だとやはり3つの染色体検査しかないようです。

 

実は通っている産院でもNIPT受けられたようなんですが
(20週ごろに参加した分娩説明会でさらりと言われた)
あんまり推奨してないようでホームページに載っていません。

9週ごろの検診のときに担当の先生に「出生前診断を受けてみたい」というお話をしたところ
「どうしても受けたかったら検査できるけど、せっかく授かったのに。そんなに心配しなくても順調だよ?」と。
この反応に同席していた旦那殿が不信感を募らせる(-"-;)

こっちはこんなに深刻に悩んでいるのに!と。

 

元産科のナースの友人にこの話をしてみたところ
「日本産婦人科学会が出生前診断について前向きじゃないから病院の態度は仕方ないかもね。命の選別に繋がるし…」

健康な子供を授かりたいってとても贅沢な望みなのだ。

 

長くなってしまった。。
実際マックスファクス銀座クリニックに行った印象や検査結果についてはまた次回に書きます。

☆今日のまとめ
・出生前診断は羊水検査であって、おなかに針を刺すので0.3%の確率で流産の可能性がある
・血液検査による胎児のDNA検査=新型出生前診断というものがあり、こちらは検査による流産の可能性はない
・出生前診断は産院でも行ってくれるが、日本産婦人科学会の指導で積極的にはしてくれない
・新型出生前診断は胎児のダウン症等などの有無のほか、希望すれば性別も判明する
・検査の結果、陽性反応が出たらどうするか「必ず受診前に」夫婦で話し合っておく。

-マタニティな日々

Copyright© うにゃ子のマタニティブログ , 2024 AllRights Reserved.